出産祝いのプレゼントについて
ギフトの相場について
出産祝いのプレゼントを贈る際の金額の相場は、以下の通りです。
お互いが若い場合・・・5千円
自分が目上の場合・・・1万円
おすすめなお祝いギフトについて
出産祝いのプレゼントには以下のようなものがオススメです。
☆ベビー服、おもちゃ
服は赤ちゃんの成長を見越して、大きめのサイズを選ぶ。母親の好みもあるので、無地などが無難。おもちゃは赤ちゃんの年齢に適した安全なものを。
☆紙おむつ、ガーゼ
いくつあっても困らない消耗品は、なかなか買い物に行けない母親にとって大助かり。ただしメーカーなどにこだわりがある人もいるので、事前に確認を。
☆花、アクセサリー
出産を終えた母親へのプレゼントも喜ばれる。もちろん、香りのきつい花や、菊やユリなどの弔事に使われる花は避けて。アクセサリーは好みに注意。
☆赤ちゃんの食器
赤ちゃんの離乳食の食器セットなどのほかに「銀のスプーンをくわえて産まれた子は幸せになる」との言い伝えから、シルバースプーンなども人気。
☆ベビーカー
ベビーカーも最近の人気。すでに手配ずみの場合や好みのものがあるかもしれないので、必ず相手の意向を確かめるように。
二人目への相場について
第2子以降も引き続きお祝いを贈るのがマナーです。
お祝いの金額も平等なのがベストですが、経済的に負担になるようなら、第1子の4分の3から3分の2程度でも構いません。
二人目へのお祝い品について
お金ではなく、品物を贈る場合ですが、2人目、3人目のともなると、いろいろお下がりもあると思いますので、重複しそうなものはできるだけ避け、肌着類やバスタオルなど、頻繁に洗濯して消耗しやすいものを、新たに用意してあげるとよろしいでしょう。
お返しの相場について
金額は、それぞれもらったお祝いの半額程度としても、もらったお祝いの多少にかかわらず一律同じものとしても、どちらでも構いません。
☆職場の同僚への相場
または、上司など目上の人にはいただいた額の3分の1程度、後輩には半分よりやや多めにするなど、ケースバイケースで使い分けてください。
相手がまだ独身の場合には、その人の結婚祝いに額を上乗せするという方法もあります。
会社からお祝いをもらった場合は、お返しは不要ですが、「○○一同」などの形で個人から金銭が出ている場合は、お菓子のようなものでも構わないのでお返しをします。
お返しにおすすめな品物について
昔は、内祝いとして、紅白もちや赤飯、千歳飴、かつお節、紅白の砂糖などを送りましたが、現在ではいくつあっても困らないような実用品を選ぶことが多くなっています。
例えば、毛布、シーツなどの寝具、タオルセット、石鹸など。
ほかに、調味料、コーヒー、砂糖などのセットなどもいいでしょう。
場合によっては、タオルセットにかつお節をつけるなど、組み合わせて贈ることもあります。
「冠婚葬祭 マナーの便利帖」より
「贈答のルールとお金の事典」より
「贈り物とお返しのマナー事典」より
「冠婚葬祭実例大事典」より